2012/05/21

朝から天体イベント見物


出勤前の天体イベント観察(というか見物)日記です。
昨年暮れの月食の際には写真など撮ってアップした手前、よりメジャー(レア)なイベントを無視するわけに行かなくなったので撮りました。

例によって撮影条件機器スペックはおろか時刻さえ定かでありません。とにかく朝です。出勤時刻です。TVでは中継やらなにやら賑やかですが、自転車なので早めに出るんです。



P1000928ペアガラス越しなので、反射した像がゴーストを見せています。


P1000930 金環食です。この時刻でなければ一生見る事はできなかったでしょう。


P1000935 だんだん満ちていきます。ぶれていますね。いつものようにカメラ手持ちでフィルターを手かざししています。


P1000936戸外に出ると、隣家の木漏れ日がコンクリートに陰を作って揺れています。
木漏れ日も太陽の形を映すので、ピンホールカメラなどの方が観察しやすいのかも知れませんね。


今回もなんだかんだのこじつけ的独言はありません(^^)。






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2012/05/18

バケツの中の小さな世界


昨年春(に限った話ではないですが…)、私は花粉ゴーグルをして自転車通勤をしていました。
計画停電で信号の消えた交差点を、ゆっくり走る車の流れを見極めながら横断するのはかなり命懸けです。それではという事で次の夜の停電の予定日に私は車で出勤しました。暖かくなってきたとはいえ春の強風吹きすさぶ帰り道、幹線道路はいつものように車のライトだけが光源です。たまに歩く人の懐中LED電灯が小さく目を射ます。自転車は無灯火ではなくとも自動車がその後ろから来ていると逆光でシルエットでしか見えません。裏道では車が少なく、月明かりや遠くのマンションの非常灯の明かり程度で、かえっって人や自転車は見えやすいのです。「これは車の方が怖いぞ」幹線を行く車もおっかなびっくり通りすぎていく理由が分かります。普段は動いている信号が消えている交差点は、もともと信号も外灯も何もない所よりも数倍恐怖です。
恐る恐る車の切れ目を窺う私。ゆっくり通過する車。車間が微妙になり横断する隙間が判断しにくい幹線の車列。とある車がライトで合図してくれて、こちらは行こうとするが、反対車線の車は速度は落としても止まらずに通り過ぎるので行けない。譲り合って事故になるパターンが頭に浮かび、こうなるといよいよ行けない。さあどうする。

こんな非日常的なストレスで時間ばかりかかって帰ると自転車の数割増しで疲れます。ガソリンはなかなか買えないし今度は歩きにしようなどと考えたり、別ルートを考えたり。施術の際に雑談になると停電対策や通勤の恐怖体験の話になりがちでした。

その後、計画停電は無くなりましたが夏場の節電が喫緊の課題でした。そんな中、うちを利用してくださっているさる新聞配達員の方からこんな話を聞きました。要約するとこんな感じです。
『とある配達先の新聞受けに至るアプローチに、石のつくばいのような瓶があり、覗くと中でメダカが泳いでいた。早朝から明るい季節になってそれに気付いた。その後、発泡スチロール箱が出ていて、その中には孵化したての稚魚がいた。その後さらに発泡スチロール箱が増えていて、孵化の時期の違う稚魚が泳いでいる。たまに覗くたびにメダカが育って大きくなっていくのが分かる。世間は大変だが仕事中にふっと癒される瞬間である。』

なるほどこれだ。皆癒される必要があるのだ。一番癒される必要があるのは被災地の方々だろうが、国民皆トラウマになりそうな災害を経験して疲弊している。小さな命に元気をもらうというのもアリだ。うちでも何か飼おう。猫でも小鳥でも爬虫類でもいいが、そういうことなら(どういうことだ)メダカだろう。…と、いうわけで、うちでは昨年夏頃からメダカを飼い始めたのでした。(前置き長っ)


私の主義として、何でも人工的な介入は最低限にしたいし、自然の流れに逆らわない方が物事うまくいく。というのがあります。横車を押すように無理を通している人間社会、道理が引っ込むのも道理です。しかしここでは細胞の核や原子の核をいじったりして美味しい思いをしようなんて愚だ!とか、ブラックボックスは見えない(触れない)事に意味があるのだから、技術の進歩に物を言わせてアフリカの奥地から普段なら人と交わる事のあり得ないウイルスをつついて引っ張り出したり,人や動物の遺伝子情報を覗き見して虫の良い事を考えたり
地上には滅多に存在しない同位体を作り出して質量の差額をエネルギーとしてピンハネしようとしたり,ソースが見えないOSを勝手にバージョンアップして勝手にサポートを終わらせて新機種を買わせようとしたり(これは違うか),…とかはするべきではない! などと極端な主張を述べる事は控えておきます(述べてるだろ!長いし)。
先般書いた土壌の細菌叢を腸内細菌叢に喩えてこじつけたように、自然の流れを助ける程度の介入はよしとします。

さあメダカです。メダカは魚で水の中にいます。つまりメダカの宇宙は水です。しかし水は水面で空気と接していてものの行き来があります。水中に自然に野良バクテリアが供給されるのは空気の流れがあるからでしょう。彼ら(数種の)が水中の生き物の排泄物などをうまく循環させてくれる見えない名脇役たちです。
藻類や植物性プランクトンや動物性プランクトンもひっくるめてうまく循環が行われると、1~2年くらいはほとんど何もしなくとも(水替えはおろか餌すら与えなくても)水はつややかに輝き生き物は元気で、メダカのバケツを眺める度に「なんというミラクルな小宇宙だろう」という感銘を覚えます。

ところが、生き物は元気だと自然に増えます(朱鷺とか、現代の先進国の人類とかは除く)

メダカもヌマエビもタニシもピンクラムズホーンも数種の水草浮き草に至るまで、増えて増えて増えまくります。もっと大きな世界にして、天敵と共存させられれば良いのですが、そうすると今度は天敵の世界(天敵の天敵)も完成させる必要が生まれて、結局人間以外の地域の動植物全てを押し込む必要が出てきます。そんな事は大きな公園でだって出来る事ではないですし、そんな事ならば田舎の山林をただ放置して、雨も風も落雷や山火事も放置の原始環境を作らなくてはなりません。それでは飼育になりません。そもそも飼育とは人工的な介入であり、保護とは生き物を天然自然の理から切り離す行為なのです。その事を忘れてはなりません。

秋も深まる頃には小分けにした水槽(バケツやプラ鉢)が6つになり、4つは屋内で、2つは屋外で死滅覚悟で越冬しました。
室内組の水草と浮き草のうち数種が一部枯れて腐りました。エビは個体数が減り、タニシは大きい個体が☆になりました。メダカは生きていますが、グリーンウォーターがブラウンウォーターになりかかっています(放置しすぎ)。
屋外越冬組は生き物の気配がありません。水草は全て枯れ、水も濁ったままです。強風が運んだ土埃が水面に浮き、まるごと捨てて入れ替えたい欲求に駆られます。

さて5月です。
保険のために室内で保護した(つもりの)水槽は、汚れが著しい為
生き物たちを一旦待避させ、やや大規模に水替えし、先ずバクテリアが増えるのを待ちます。メダカは数匹減っていました。容積に対して個体数が増え過ぎると避けられない運命です。従容として受け入れるしかありません。
GWも開け、冬場に霜にやられて枯れた(ように見えた)屋外放置のレモンバーベナの茎に緑の新芽が遅い芽吹きを見せる頃、外のバケツの中が生き返りました。一つ素焼きの鉢が3月に凍結で割れてしまったのが残念でしたが、水温が上がって少しずつ餌をやるとプラバケツの水面ではメダカ達が生き生きと餌を奪い合っています。エビは上がり下がりしながら何か食べていますし、貝達は腐った水草を食べているようです。それぞれ個体数はやや減っているようです。しかし
屋外越冬組のメダカは少数派だったせいか、冬眠時から数が減っていません。
増えすぎれば減り、少ないとそれ以上減らない。時期が来ればまた増え出すでしょう。

それにしてもなんというミラクルな小宇宙でしょう。かなり不完全ですが、このバケツを眺めていると私達の世界の極端な縮図なのかなと思えてきます。汚くたって凍ったって、ビオトープの中の生き物が特定の種類にせよ全部にせよ、絶滅させるような極端な事(餌のやり過ぎとか水の替えすぎとか放射性物質や環境ホルモンの大量投入とか)さえしなければ、つまり余計な事をし過ぎずに必要最小限手助けしてやれば、あとは過保護にしようが放置しようがなるようになるのです。
幼少期、農地の端に捨てられたドラム缶に溜まった雨水の中で、誰が放したのかメダカが天敵のヤゴや餌になるボウフラと一緒に泳いでいるのを目にした時、なんという劣悪な環境だろう、もうすこしかわいがってあげればいいのに・・・などと感じた時代も私にはありました。しかし今は、それこそ天然のビオトープであり、地上の縮図であると感じます。私にとって世界観や死生観を膨らませてくれたのは常に自然界の姿でした。(ここは格好つけて書いています^^;)


そうは言いながらも室内に置くプラ水槽は、砂利を洗ってみたり水草を剪定してみたり産んだ卵を隔離保護してみたりと、ついつい余計なお世話をしてしまうのですけれどもね…。(^^;)


自律神経は乱れますが、春は一般的に良い季節です。すごく身近の足下とかに癒しの元が芽吹いているかも知れませんよ。
急な雨や突風,落雷,竜巻にはくれぐれも気をつけつつ、散歩など如何でしょうか。



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2012/05/17

芝を刈りながら汗を拭き拭き思う事



遅い春が、日中ようやく汗ばむ陽気になりつつある今日この頃。
当駄ログもGWの休日告知もせずに放置していましたが、昨週末に約7ヶ月ぶりに汗だくになりながら芝刈りをしたので、気になる仕事がひとつ片付いた事によるスッキリ感の余勢を駆ってキーボードに向かう事にしました。

我が家には猫の額ほどの地面があり、ぬかるみ防止の為に野芝を張っています。緑があるのはいいもので、晩秋の紅葉も冬の枯れ色も良いですが、やはりこの春の萌芽からあれよあれよという間に青々とする景色がたまりません。
しかし、そんなのんきな気分をあっという間に吹き飛ばす苦行の時期にすぐに突入するのです。そう。ほぼ隔週の芝刈りシーズンです。

ここまでお読みになって、「ははぁ腰痛の話だな」っとピンと来た方もいるでしょう。確かに春の腰痛でGW前後は大変だった方は少なくないようで、うちも「首」と言いながらも急性腰痛症や座骨神経痛のケアに勤しみ、何屋さんだかわからない様態で、それは今でも続いています。
・・・ですが今回は腰痛の話ではありません。確かに芝刈りと雑草取りとサッチ掻きとエアレーションで腰と背中と上腕三頭筋の筋肉痛ではありますが・・・^^;。


植物は根を地中に伸ばして水分や栄養を摂り地上部では光合成を行って二酸化炭素からエネルギーを備蓄可能な状態にして地下茎などに貯め込みます。土中の環境(水はけや通気性,pH,窒素リン酸カリウムや微量元素などなどなど)や、地上の環境(日当たりや風通しや気温や霜などなどなど)を歩いて選べない植物のために人間はあれやこれや世話をします。養分を横取りされたりしないように、日光を横取りされたりしないように、食い荒らされたり病気になったりしないように。
私もご多分に漏れず、芝を刈ったり穴を開けたり草を抜いたり肥料をやったりします。ついでに身近な菌をばらまきます。と言っても花粉症でクシャミをしながらMRSA(メシチリン耐性黄色ブドウ球菌)をばらまいているわけではありませんし大腸菌を垂れているわけでもありません。専ら酵母の類と乳酸菌の類と納豆菌の類を気分に任せてまいているだけです。今では有用微生物群と称して様々な商品が出回っていて、中にはオカルト扱いされて嫌われているものもあるようですが、私はある程度理に適った活用法だと思うので、バチルス菌(納豆菌の仲間)にいろいろ混ぜて薄めて撒く事が多いです。
効果? 効果のほどは… プラセボ程度にはあるのではなかろうか、と。
サッチと言われる芝の刈りかすや死んだ葉などの有機物が土化するのに少しでも役立てば良いとの判断でしたが、そもそも枯草菌などはそこいら中にいるし野良細菌の中にはもっと優秀な方々も多そうなので放置が良いという考えもあるので、何が良く作用して何が悪いのかはっきり言ってわからないと言うのが正直な所です。実験と偽った自己満足です。

私はずっと
院内外に鉢木や貰い物の観葉植物を置いています。
自慢ではないですが私は独立自営をはじめた2001年よりこの方、植物を育てて枯らしたという事が無く (間違えて漂白剤をスプレーしてしまったゴールドクレストは除く(T_T))、挿して着かなかったという事が無く、植えて咲かなかった事や咲いて結実しなかった事もありません。(自慢デス!)
芝は踏もうが転がろうが自転車で通ろうが青々とわさわさで、
んもぅ~もうもうのボウボウです。転んでも痛くないが、逆にふかふか過ぎて転びやすいです。隔週で刈らないと、穂を付ける前の真夏の新潟の水田のコシヒカリといった趣になってしまいます。(自慢!)



物言わぬ植物は「愛情を注げば応えてくれる」「手をかけただけ喜んでくれる」など、園芸愛好家には高尚な哲学(というかお題目というか)がありますが、私のコツはシンプルなものです。
『清潔にしすぎないで放置!』これだけです。
しかしですね、その『清潔にしない』程度と『放置
の程度が難しいと言っちゃぁ難しいです。放置というのは無関心やネグレクトではなく、状態を観察,理解し、深く洞察した結果あえて何もしない事を選択するという究極の愛情です。世話したい構いたい所をぐっと堪えるのです。しかも時には心を鬼にして愛の鞭をくれます。芝に至っては定期的に収奪(芝刈りなど)や虐遇(スパイキングやスライシングなど)するほどです。心が痛みます(ウソ)。


私は花粉症です。発症した頃は花粉症人口が爆発的に増えた時期でもあり、花粉症関連グッズは一大市場を形成しました。私は甜茶をはじめカスピ海ヨーグルトやらティーツリーオイルやらマスクやらアイボンやらゴーグルやらいろいろと手を出しつつ、杉だらけの埼玉西部で自転車通勤という自己矛盾甚だしい生活をしていました。
花粉症は今でも続いており、杉よりもヒノキや夏草に反応するようになってきていますが、やはり腸内の状態が良い時は口や鼻の粘膜の過剰反応も治まりやすいようです。

医食同元と言います。人の体は食べた物と日頃の行動,それと日頃の思いによって出来上がっています。もちろんエネルギーを生むために空気(酸素)も摂りますし、要らない物を出す事は同じよう(か、それ以上)に大切ですが。
口と腸管と肛門しかない生き物がいます。人も、腸の中に小宇宙を内包すると言っては大袈裟ですが、腸内に作った環境に小腸の絨毛が根を下ろし栄養を摂る様は、能動的に内容物を動かしたり摂食や排泄といった運動を考えなければ地面に根を下ろす植物と何ら変わらないように感じます。
環境が大切な事は全ての生き物にとって同様です。環境を内包する動物や人間も、体内の外界とも言える腸や消化管全体の中身の状態が健康状態を左右する事は自明の理でしょう。



放置が良いと言いながら地面に微生物を撒くのは変ですが、まぁヤクルトを飲むようなものだと考えています。植物のプロバイオティクスです。



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2012/02/10

すっかり忘れていた新年の挨拶と季節の挨拶


とても遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願いします。

気がつけば確定申告目前。溜めがちな原始資料を帳簿にまとめる作業中に、例によってパソコンの調子が悪くなり、HDDの交換やら電源ユニットの交換やら行っても時々立ち上がらない状態に悩まされました。
マザーボードの電池交換とCMOSクリアで復調したというオチなのですが、安売りパーツで交換を試みたとはいえ随分無駄金を使ってしまいました。そのうち余ったパーツで1台分PCが組めてしまいそうですが、経験値が上がったと考えて自分を納得させています。


さて、先週から天気予報やニュース等で寒さの底という表現を2回(以上)聞きました。冬型の気圧配置が強まり、強い寒気の影響で全国的に気温が低く日本海側では大雪の影響が深刻さを増している(毎日のように耳にするフレーズで耳にたこができそうです)ようです。

耳にたこができるフレーズと言えば・・・、太平洋側の高気圧の勢力が衰えず、湿った南風が吹き、都心では今夜も熱帯夜となるでしょう。明日も各地で最高気温が35℃を超える猛暑日となり、内陸部では40℃を超える所があるでしょう。こまめに水分を摂るなど熱中症には十分警戒してください。・・・と、いうのがあります。
日本で一番(・・・か二番)暑い夏の群馬県。聞き飽きたフレーズも命に関わるとあらば聞き捨てならないフレーズです。今年こそ冬の内に夏対策を講じておかなければ!


このキンキンに冷えた2月の空気を保存(花粉や放射性セシウムなどは取り除いて)しておいて、あの蒸し暑くうだるような熱帯夜に少しずつ取り出して涼と乾燥を摂れればどれだけ快適か。それを言うならばあの8月のサウナのような暑くて湿った空気を、今例えば床下とか居間とか布団や炬燵の中とかに放出できたら、どれだけ朝快適に目覚められるだろうか。など、つまらない夢想に耽った挙句あれこれ検索してみました。すると・・・
例え技術的にそれが可能だったとしても現実的にはいろいろな問題が起こりそうです。
それは地表の寒暖の分布を不自然にして気候変動を引き起こすというような大それた事ではありませんが、気温と湿度,空気中の水分量,飽和温度の関係で、空気と建物の部材との温度差により建物のいろいろな箇所で結露し、結露した水が悪さをしてカビを発生させたり腐らせたりすると言う事です。建物の結露というとても身近でミクロな、しかし生活する上ではなかなか心配な問題です。


暑い夏、たとえエアコンで室内温度を下げていたとしても冷たい飲み物を入れたグラスの外側は簡単に結露してコースターはべちょべちょになります。暑い夏の夜、自動車のクーラーをがんがんかけているとフロントガラスなどの外側が結露してワイパーを使う事があります。
風呂場の窓や天井は、冷えている時ほどお湯を使う際に早く結露します。この風呂場の暖かく湿った空気を天井裏に漏らすと、冷たい屋根裏材に結露して濡らします。室温程度の空気でも飽和水蒸気量の差で放射冷却を受けた屋根では結露するでしょう。
逆に冬場冷やされ続けた床下の基礎(コンクリート)は、熱量と熱伝導率の関係で外気温が上がった場合も温まりにくく、床下に初夏や梅雨時の湿った暖かい空気が流れ込む事によって結露しやすいようです。
梅雨に畳が湿気ってカビが生えたり不快感が増すのは、単に雨がちだからではなく気温の上昇について行けない部分に起こる結露が影響していそうです。
つまり、猛暑の夏の空気をそのまま今に持ち込むと、湯気にはならないにせよ(なるかも知れない)冷たい家屋に触れるや否や結露してべちゃべちゃにさせてしまうおそれがあるわけです。


いろいろ調べてわかったこと
○今は乾燥が健康に害を及ぼすほど低湿度だが、壁や天井の断熱が不十分だと過度の加湿や夏の空気などの不用意な持ち込みは、窓ガラスはおろか壁面や天井面にも結露を招きやすい。
○居室の気密性が悪いと、小屋裏(屋根の野路板や垂木)や壁内で結露し、断熱材を駄目にしやすい。
○夏場の冷房は、断熱が不十分な場所で床下や壁裏で外気が結露(夏型結露)しやすい。

結論
○小屋裏,床下,壁裏の風通しは良い方がよい。
○断熱性は良い方がよい。

どうするか
○天井裏の断熱材を足す。
○小屋裏を強制換気する。
○床下は、春~夏は気候になじむまで密閉する。秋~冬は解放する。

という事で・・・、建物にとっては至極当たり前な話かも知れませんが実地に改善しようとすると大変そうです。


先般、夏の夜の寝苦しさの元を探ってやろうと天井裏(屋根裏)に入り込み、DIY設置の地デジ用TVアンテナやブースターを点検したり空気の流れ方を感じたりと小一時間這いつくばっていました。その時点検口を開け放っていた為に室内の灯油ヒーターと加湿器による湿気で天井裏の冷たい木部が結露して飴色(というか濡れ色)になってしまいました。

先ずはここに有圧換気扇を置いて強制排気を試みる事とします。アンテナもそうですが、原状回復の可能な範囲でDIY主義を通してみます。必要ならば第二種電気工事士(平成24年度前期技能試験が日曜日ならば)も取っておこうと思います。


さてさて、タイトルの季節の挨拶がすっかりどこかへ行ってしまいました。
人は生きている年数分の四季を経験するわけで、皮肉な事に経験値が上がる分身体は経年変化します。それを成長と呼べる年頃ならば喜ばしい事なのですが、残念ながらいつかは肉体的変化が下降線を辿るようになります。
自然の一部である人間が自然を克服し環境から受ける脅威を制圧してきたかのように錯覚していますが、どこまで行っても人間は自然の一部です。建物を快適に過ごす工夫を考えるに、人が健全に過ごす工夫を考える事と大差ないのではないかと思いました。快適さと健全さは必ずしもイコールでは無く、快適を過度に追い求める事は不健全な事なのではないかと。大切な事は流れに過度に逆らわずに応用する事です。素材の性質や機能をよく知り生かし切る事です。

日本海側は大雪です。この辺でもまだあと1ヶ月はタイヤを履き替えられません。そろそろ寒さ疲れが目立つ方が増えてきています。インフルエンザも流行っていますし花粉も飛び始めました。早い方は春特有の腰痛や寝違えにも注意が必要でしょう。
季節の変わり目と暑さ寒さのターニングポイントでは体調管理に少し気を使う所です。
私もパソコンで肩がこり、大工仕事の真似事で筋肉痛を起こしつつも徒歩通勤を復活させました。もう少し気温が上がったら自転車通勤に戻します。

皆様も風邪などひかぬように無理のない範囲で今から少しずつ身体を動かしてあげると良いのではないでしょうか。日差しも明るくなってきた事ですし(^^)


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2011/12/20

(マヌケな)負傷と顛末


私はおしゃべりなのでご存じの方も多いと思いますが、先般自転車で転倒した際の怪我の顛末です。
皆様ご迷惑をお掛けしましたが、おかげさまですっかり良くなりました。
このような体験は十数年ぶりですが肉体的苦痛を味わうと日頃忘れかけている様々な事を考えさせられます。他人の痛みに対する理解も深まる気がします。しかし喉元過ぎればで、回復するとまたじわじわと忘れていくものです。私の備忘録です。


秋風爽やかな10月。思いの外忙しく、気がつけば釣り銭用の千円札と五千円札が足りない!という状況で、午前が暇な平日を見計らってご近所のT銀行に両替に行きました。
天気と相談しながらですが、リーマンショックや震災の影響で起きている自転車通勤ブーム以前からできるだけ通勤に自転車を使っている私は、この日も愛用のDAHONメトロ(小径の折りたたみ自転車)で出勤したので、徒歩で行ける距離の銀行へも自転車で出かけたのでした。
近年の自転車ブームは自転車大好きな私にとって嬉しい反面、このところ起こっているブレーキなしのピストバイク事故や自転車マナーの悪化など憂うべき事もあるので、愛好家であるほど交通ルールやマナーを守らねばっ・・・という殊勝な(当たり前な)心持ちで、徒歩で行ける距離の銀行へ自転車で出かけたのでした。

朝9時。出勤の車は少なくなり、営業車が出回りはじめる前のやや閑散とした通りを、しっかりと車道を左側通行、信号は二段階右折で徒歩とあまり変わらない速度(これはかえって危険かも)で、銀行にたどり着きました。
流石に窓口が開く時間の銀行は、駐車場に車の出入りがあり、店内は混んでいる模様。柳沢教授さながらに道路は直角に渡り一旦停止や左右確認を怠りなく銀行の敷地に進入した私は、周囲に動いている車も人もいない安全なはずの環境で、突然もんどり打ってこけたのです。

一瞬の出来事で、私には咄嗟に何が起きたのか理解できませんでした。ひたすら胸(と腹部全体)が痛い。気がつけば銀行の駐車場の真ん中で腹ばいに倒れていました。カーディガンの肘は破れ、どうやら出血もあるらしい。
息が出来ない位の痛みに耐えながら進入経路を見てみると、駐車場内にある雨水の排水溝のグレーチングと呼ばれる金属のアミアミの蓋が、境目が一部、5cm位の幅で隙間が空いています。ここに20インチの前輪がスポッと嵌って・・・つまり前輪が溝に落下して、そのまま前転したらしいのです。速度がゆっくりだったおかげで逆立ちした自転車から前の方に落車し、肘で受け身を取って頭を打たずに済んだものの、ハンドルのバーで胸を強打したようです。

誰も助けてくれないので、虫の息で両替を済ませ、きまりの悪い気分とあちこち痛い身体と前輪の回らなくなった自転車を引きずって職場へ戻りました。肘は洗ってラップを被せ、テーピング用テープで巻いておけば周囲も汚さないし、見た目関節保護なのか創傷なのか分かりません。午前の方をなんとか施術し、午後の方には断りを入れて、しかしお勤め帰りの方にはこちらから連絡できません。
なんとか痛みを堪えて施術したとして、後々悪い事にならなければ良いのですが・・・。
昼食を摂って横になると、痛みはさらに増して電話に出る事すらままならなくなり、これはいかんと外科もやっている自宅近くのクリニックに連れて行って貰い、胸部X線像を診て貰いました。出血と気胸の心配はなさそうで、肋骨のポッキリ折れている箇所も見当たらないが、状況から見つからないヒビがあるか肋軟骨が痛んでいる可能性が濃厚。
11、12番あたりがポッキリ折れていたら無理できないし、他の組織を痛めないように処置しなければなりませんが、そういうことなら問題は最悪6週間続く痛みだけです。ついでに肘のラッピングをやり直して貰いましたが、余計な治療をしない良いクリニックです。とはいえ痛み止めを断ってしまったのだけは迂闊だったかも知れません。というのも、その後しっかり6週間、痛みに耐えるハメになったからです。

夜の施術も何とか終わり、自転車も幸い乗れる程度には修理できたので、慎重に乗って自宅へ帰りました。アルミのフレームは折畳める関節部分がぎしぎし音を立て、ハンドルはグラグラします。走行中にまた突然自転車が分解したりしても大怪我しない程度の速度でよろよろ帰りました。

翌日は車で出勤です。しかし、車の方が痛いです。運転姿勢がそもそも痛い。ドアが閉められない。シートベルトが引っ張れない。ハンドルが切れない。アクセルとブレーキは問題なし。しかし危険です。一度途中で信号待ちの際にうっかりクシャミが出てしまい、苦痛で息が止まりました。到着。シートベルトが外せない。ドアが開けられない。降りられない・・・。車の方が余程危険です。
幸にも施術自体にはあまり影響ありませんでしたが、身体を横たえた方が痛い。横になると起き上がれない。立っている方が余程ましです。家ではお風呂に入れない。入ると上がれない。普通に立ち働いている分には痛みも強くないので油断してしまうのです。

2週間後の11月半ば。市販の痛み止めを飲みながら生活してきましたが、「あまり痛くないお風呂の上がり方」「クシャミの止め方」「それほど痛まない着替え方」などいくつかの技を習得しつつ、寝返りはまだ打てませんし咳は激痛ですが薬無しでもなんとかなりそうです。創傷の治りも順調で、傷跡はともかくラップ無しでも浸出液が服を汚す心配はなくなりました。


今回の怪我は銀行の敷地内での怪我だし安全配慮義務とかに絡んで賠償してもらうべき事なのかなとか、自転車の転倒だから交通傷害に当たるのかなとか、業務上の怪我は労災なんだろうなとか、たかだか自転車の前転でこんな事になるのだから、対車の事故とか歩行者にぶつかったとかだったらどうなっていた事か、あるいは頭を打って今頃まだ意識が戻っていなかったらとか、めったにない痛い思いをした期会に怖いケースをあれこれ考えて保険の見直しをしてみたりオプションに加入してみたり。


6週間経ちました。つい最近まで痛かった寝返りやクシャミも咳も痛みはありません。横腹の一部をピンポイントで押すと痛む箇所が残っていますが、お風呂でごしごし洗っても平気です。長かったですが、やっと普段通りの清潔な身体です。自転車もテールランプや反射板をこれでもかと増設し、グラグラするヒンジも直し、ついでに後輪のタイヤやチューブも履き替えました。

気がつけば季節はすっかり冬です。冬の上着に反射タスキをかけ、耳当てや手袋,ネックウォーマーで防寒して毎日自転車通勤です。エコロジーは言い訳でエコノミーが本音です。ですが今日は灯油の買い出しや荷物の運搬があるので車です。これからいよいよ寒くなると車通勤に逃げる事が多くなるでしょう。
皆様もくれぐれも事故や怪我にはご注意ください。冬至を過ぎると日差しはまぶしくなりますが寒さはこれからです。

件のネックウォーマー、いいですよ。自転車用に買ったミドリ安全のネックウォーマーは、試しに夜寝巻にして寝てみたら翌日の調子がとてもいいです。冷えを温熱療法で解消しようとするよりも、先ず冷やさないようにする事が大切です。起きている間の寒さよりも、体温調節が鈍い睡眠中の保温が難しいです。身体は布団でぽかぽか暖かくても、露出している箇所は放熱させられているからです。
寝巻以外に自転車用と実家の両親用に買い足しました。オススメです(因みにミドリ安全やユニクロの回し者ではありません)。



皆様にあれこれと気を遣わせてしまった怪我でしたが、完治宣言です。おかげで自転車も車も走り方が変わりました。大晦日は多分雪の新潟まで車で走ります。気をつけて行って参ります。
皆様もどうか良い暮れ新年をお過ごしください。何度も言いますが、首は冷えてから温めるより冷やさないように保温に留意してください。





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2011/12/12

寒中天体イベント見物

翌朝は育成会のイベントがあるためそうそう夜更かしもしていられなかったのですが、流星群のピークや日食,もちろん月食も大好物の我が家では、こんな週末のイベントならば大歓迎とばかりに寒さも厭わず戸外で満月の皆既食状態の赤面を拝むまで、電池残量残り僅かでメモリも空き容量残り数枚分という準備不足のデジカメと、子供用中国製反射式天体望遠鏡を抱えて21時45分からおよそ2時間頑張ったのでした。(・・・長っ)

P1000748天体マニアや写真マニアであれば、ここで機材のスペックや撮影条件などのデータを記すハズですが、私は何れでもありませんので割愛します。と言うか、割愛するデータ自体がありません。

P1000751_2 天体望遠鏡の接眼レンズにカメラを手持ちで当てて撮っています。労多い割には写りが悪いので、デジカメの望遠機能を最大にして手持ちで直接撮ったのが上の三日月状です。
天体望遠鏡は像が逆さに写る上に手持ちのデジカメもどちらを上にして撮ったのか分からず、どこからどう欠けていってつながるのかよく分かりません。

月の満ち欠けによる生物への影響だとか、新月満月の日に出産や交通事故が増えるだとか、回帰年に沿う太陽暦の合理性だとか、太陰暦のいいところだとか、マヤのカレンダーが来年で終わっているだとかの類のお話しは、今回はありません。






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