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2012/05/17

芝を刈りながら汗を拭き拭き思う事




遅い春が、日中ようやく汗ばむ陽気になりつつある今日この頃。
当駄ログもGWの休日告知もせずに放置していましたが、昨週末に約7ヶ月ぶりに汗だくになりながら芝刈りをしたので、気になる仕事がひとつ片付いた事によるスッキリ感の余勢を駆ってキーボードに向かう事にしました。

我が家には猫の額ほどの地面があり、ぬかるみ防止の為に野芝を張っています。緑があるのはいいもので、晩秋の紅葉も冬の枯れ色も良いですが、やはりこの春の萌芽からあれよあれよという間に青々とする景色がたまりません。
しかし、そんなのんきな気分をあっという間に吹き飛ばす苦行の時期にすぐに突入するのです。そう。ほぼ隔週の芝刈りシーズンです。

ここまでお読みになって、「ははぁ腰痛の話だな」っとピンと来た方もいるでしょう。確かに春の腰痛でGW前後は大変だった方は少なくないようで、うちも「首」と言いながらも急性腰痛症や座骨神経痛のケアに勤しみ、何屋さんだかわからない様態で、それは今でも続いています。
・・・ですが今回は腰痛の話ではありません。確かに芝刈りと雑草取りとサッチ掻きとエアレーションで腰と背中と上腕三頭筋の筋肉痛ではありますが・・・^^;。


植物は根を地中に伸ばして水分や栄養を摂り地上部では光合成を行って二酸化炭素からエネルギーを備蓄可能な状態にして地下茎などに貯め込みます。土中の環境(水はけや通気性,pH,窒素リン酸カリウムや微量元素などなどなど)や、地上の環境(日当たりや風通しや気温や霜などなどなど)を歩いて選べない植物のために人間はあれやこれや世話をします。養分を横取りされたりしないように、日光を横取りされたりしないように、食い荒らされたり病気になったりしないように。
私もご多分に漏れず、芝を刈ったり穴を開けたり草を抜いたり肥料をやったりします。ついでに身近な菌をばらまきます。と言っても花粉症でクシャミをしながらMRSA(メシチリン耐性黄色ブドウ球菌)をばらまいているわけではありませんし大腸菌を垂れているわけでもありません。専ら酵母の類と乳酸菌の類と納豆菌の類を気分に任せてまいているだけです。今では有用微生物群と称して様々な商品が出回っていて、中にはオカルト扱いされて嫌われているものもあるようですが、私はある程度理に適った活用法だと思うので、バチルス菌(納豆菌の仲間)にいろいろ混ぜて薄めて撒く事が多いです。
効果? 効果のほどは… プラセボ程度にはあるのではなかろうか、と。
サッチと言われる芝の刈りかすや死んだ葉などの有機物が土化するのに少しでも役立てば良いとの判断でしたが、そもそも枯草菌などはそこいら中にいるし野良細菌の中にはもっと優秀な方々も多そうなので放置が良いという考えもあるので、何が良く作用して何が悪いのかはっきり言ってわからないと言うのが正直な所です。実験と偽った自己満足です。

私はずっと
院内外に鉢木や貰い物の観葉植物を置いています。
自慢ではないですが私は独立自営をはじめた2001年よりこの方、植物を育てて枯らしたという事が無く (間違えて漂白剤をスプレーしてしまったゴールドクレストは除く(T_T))、挿して着かなかったという事が無く、植えて咲かなかった事や咲いて結実しなかった事もありません。(自慢デス!)
芝は踏もうが転がろうが自転車で通ろうが青々とわさわさで、
んもぅ~もうもうのボウボウです。転んでも痛くないが、逆にふかふか過ぎて転びやすいです。隔週で刈らないと、穂を付ける前の真夏の新潟の水田のコシヒカリといった趣になってしまいます。(自慢!)



物言わぬ植物は「愛情を注げば応えてくれる」「手をかけただけ喜んでくれる」など、園芸愛好家には高尚な哲学(というかお題目というか)がありますが、私のコツはシンプルなものです。
『気候風土に合った簡単な品種にしか手を出さない』事と、
(←この行追加6/2)
『清潔にしすぎないで放置!』 これだけです。

しかしですね、その『清潔にしない』程度と『放置
の程度が難しいと言っちゃぁ難しいです。放置というのは無関心やネグレクトではなく、状態を観察,理解し、深く洞察した結果あえて何もしない事を選択するという究極の愛情です。世話したい構いたい所をぐっと堪えるのです。しかも時には心を鬼にして愛の鞭をくれます。芝に至っては定期的に収奪(芝刈りなど)や虐遇(スパイキングやスライシングなど)するほどです。心が痛みます(ウソ)。


私は花粉症です。発症した頃は花粉症人口が爆発的に増えた時期でもあり、花粉症関連グッズは一大市場を形成しました。私は甜茶をはじめカスピ海ヨーグルトやらティーツリーオイルやらマスクやらアイボンやらゴーグルやらいろいろと手を出しつつ、杉だらけの埼玉西部で自転車通勤という自己矛盾甚だしい生活をしていました。
花粉症は今でも続いており、杉よりもヒノキや夏草に反応するようになってきていますが、やはり腸内の状態が良い時は口や鼻の粘膜の過剰反応も治まりやすいようです。

医食同元と言います。人の体は食べた物と日頃の行動,それと日頃の思いによって出来上がっています。もちろんエネルギーを生むために空気(酸素)も摂りますし、要らない物を出す事は同じよう(か、それ以上)に大切ですが。
口と腸管と肛門しかない生き物がいます。人も、腸の中に小宇宙を内包すると言っては大袈裟ですが、腸内に作った環境に小腸の絨毛が根を下ろし栄養を摂る様は、能動的に内容物を動かしたり摂食や排泄といった運動を考えなければ地面に根を下ろす植物と何ら変わらないように感じます。
環境が大切な事は全ての生き物にとって同様です。環境を内包する動物や人間も、体内の外界とも言える腸や消化管全体の中身の状態が健康状態を左右する事は自明の理でしょう。



放置が良いと言いながら地面に微生物を撒くのは変ですが、まぁヤクルトを飲むようなものだと考えています。植物のプロバイオティクスです。



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