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2014/05/16

手作り酵素について(私なりの考察)




先般、春の手作り酵素作りに参加した話題に触れました。

GW後半には荒漉しし、いくつか小分けにして一応の完成をみたので、またこの話題です。



Cimg0051

PPの容器に蓋をぴっちりと閉めずに涼しい場所で保管します。
本当はガラス容器に紙の蓋,外側は光を遮るようにアルミ箔などを巻くのが理想でしょう。
茶色の瓶ならばそのままでいいと思います。

GWに実家の年寄りに飲んでもらったところ、この冬から睡眠時無呼吸症の増悪とそれによる血圧上昇,降圧剤等の副作用かふらつき,顔のむくみなど、このところ思わしくなかった体調が変化しました。

まず、異常なほど尿が出て、その後むくみが無くなりつつある事。
睡眠が良くなっている事。

これは酵素を飲んだ翌日に表れた変化で、正直言って驚いています。
もちろん上部頸椎の調整も行っていますから、何が影響しているのか分かりませんし、酵素が効くからと言って飲み過ぎて太ってもらっても困ります。

ご飯の量を少し減らしてもらいながら今後の体調の改善を祈りつつ、様子を見たいと思います。




さてさて、今回は酵素の効能を喧伝する事が目的ではありませんので本題に入ります。

今回の酵素作りがきっかけであれこれネットで検索してみると、砂糖の量がどうの発酵の泡がどうのという記事がいくつも見つかります。



私思うに、手作り酵素はやたらめったら発酵させない方が良いと思います。

(私の個人的感想です。)


果物を放って置くと腐ります。
都合良く腐った(菌が分解している)状態を発酵と言って、菌が酵素で化学反応を起こしている状態です。天然の菌や自前の酵素でこれらは起きますから、何を足さなくとも勝手に反応は進みます。

ですが、菌の繁殖には遷移現象が起きますから、期待していた状態は早々と過ぎ去り、気が付いてみたら密造酒を醸造していた・・・なんていう事になりかねません。

それに、砂糖が濃いのは雑菌の繁殖を防ぎ、発酵を始める菌を選ぶ事になります。
微生物だって生き物です。
生き物の増殖や減滅はコントロールが難しいと思います。

ですから、発酵させたい気持ちに対しても菌に対しても申し訳ないですが、敢えて発酵が難しい環境を作ってスターターとなる菌を足し、アルコールや酢酸になる事を極力避けるために、砂糖をレシピ通りの量にし、好気的環境下に置くために手でよく混ぜ返しているものだと、私は理解しています。

真菌や細菌,代謝に関する知識を持ち、天然自然と付き合う勘所やコツを掴んでいる達人ならば、与えられたそれぞれ違った条件下でうまく発酵をコントロールできるでしょうが、菌類に偏見を捨てきれていない、知識もスキルも無い、初心者の素人にやらせるには、発酵のメリットを最大化するよりも失敗リスクを最小化する方がベターだと思うからです。

最悪でも野草(野菜)シロップになっていれば腐敗は避けられますし・・・(^^;。


摂取する酵素を目的とする発酵については以上のように、なるべく嫌気的発酵させずにやんわりと進めさせたい。という事なのだと思います。
うまくやれば何年でも持つ物になるでしょう。

(あくまで私見です。根拠はありません。)




それに対して、園芸資材として菌を増やす場合。
これはもうぶっくぶくと泡立ち、アクが浮き、酸っぱい香ばしい匂いがしている発酵が欲しいです。
たまたま野芝が弱酸性土壌を好むからかもしれませんが・・・(^^;

(これも私見です。気分です。論拠はありません。)



Cimg0054

底には滓が溜まります。
菌類の死骸や代謝産生物がほとんどだと思います。



Cimg0055

糖蜜にEMを増やしているつもりでしたが、何年にもわたって遷移していますから、中身は何が住んでいるのか分かりません。
バチルス菌などを足したりする事もあります。

これを1000倍以上に薄めて土に蒔いたり葉にかけたりします。
一時期はお風呂にも入れていましたが、今は手作り酵素の漉したカス(失礼)の草が大量にあるので、これを使う事はないでしょう(^^)。



世間で言われている「手作り酵素ジュース」的(?)なモノも作ってみました。

(勝手な実験です。マネしないほうがいいです。)




Cimg0053
こちらは現在泡が立ってブクブクです(^^;

適当な柑橘類に、台所の生ゴミ(ニンジンの皮とか大根の尻尾とかトマトのヘタとか)が混じっています。
何で発酵しているのかは分かりません。
皮についている酵母や乳酸菌などでしょうか。

EMも飲む方は飲んでいるようなので、危ない匂いがしてこない限りコレも飲みます(^^ゞ。
ニンジンや大根、カブ、キュウリの味はほとんどしません。
今のところ、適度に甘味が減って、元々柑橘の酸味に別の酸味が足されて、香ばしく大変おいしいです(^^)。

春の草の酵素とは別に、この適当発酵ジュースは私専用にして日々味の変化を確かめるようにして飲んでいます。
おならは増えた感じがしますがお通じが安定し、目覚めスッキリの毎日です。

・・・が、コレはやはり不安定な早い発酵なので、妙な鼻にツンと来る匂いになったらEMなどを加えて芝に撒こうと思っています。



思えば自家製の糠漬け(糠床)も、手前味噌も、秘伝のタレも、手作り酵素と言えなくはないでしょう。
昨今の酵素ブームも温故知新という事です。



ですが、他人に伝えるとか教えるとか広めるとかする場合、想定外の事が必ず起こります。
例えば・・・

  • 整体的技術を教え広めたら、医師法や薬事法に抵触する行動を取られて健康被害が出た。
  • 3Dプリンタであれこれ作っていたら銃が出来てしまった。
  • 園芸初心者が、知らずにあれこれ栽培していたら大麻を育てていた。
  • 波動エンジンを教えたら波動砲を作られてしまった。
  • 発酵食品を作ったつもりが密造酒になっていた。

・・・など、あまり良い例が浮かびませんが、とにかく良いものを広めようとすると面倒な事も想定しておかなければ危ないワケです。


ですから、代々伝わる秘伝のタレを継承する時は、レシピや手順や哲学を厳格に守り、スピリットと共に次に伝承しなければなりません。
伝えるべきはテクニックやティップスだけではなくて、思想や哲学が根本になくてはなりません。

秘伝のタレもカイロプラクティックも憲法解釈も、目先の変化に右往左往したり利益を最大化しようとするよりも、根底に流れるスピリットを大切にするものです(^^)。




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