Q.私は膝(とか腰)が痛かったのに、何度か首を調整されてから痛くありません。
A.一番多く聞かれる言葉です。以前にも似たような話題に触れましたが、質問にも「痛い腰を触らずに、なぜ痛くも無い首を触られるのだ」的な内容が多いです。
痛い腰を揉まれるのは気持ちいいですが、痛くも無い腹を探られるのは嫌なモノです。ましてや痛く無い首を触られて、右だの左だの前だの後だの上だの下だの言われて、奇妙な枕で何やらされて、あれよあれよと言う間に「はいっおしまい」・・・ではご不審ご尤も。しかも何日かすると辛かったあの痛みとこの痛みが、気がついたら消えていた・・・という事も奇妙な体験とお感じになるのも無理はありません。
ジツはですね。ここだけの話。私にはたぐい稀なハンドパワーがあって、触っている間にすでに全てを治してしまっているのです。・・・なんて言うのは真っ赤な嘘です。ですが指先の精妙な感覚で首から情報を読み取るのですから、繊細な触覚が求められる事は確かです。
でもですね、感覚鋭敏とはいえ外からお肉越しに触って骨同士の歪み(傾きなど)が分かるくらいならば、ご自身の身体、それも前へ倣えしている同列の背骨や骨盤にとってはまるで自分の事の様に(自分の事ですが)問題なのです。だから、それでもうまく立ち働いたり活動したりする為、神経の働きを守る必要があって巧くずれたりねじれたりしてバランスを取っているのです。
台車の上で24人立てで肩車をしていると想像してみてください。てっぺんの人はグァテマラの人(ギリシャの神様という説もある)で、頭に自分の何倍もある重い荷物を載せています。ところがそのてっぺんの人は腋の下が痒いらしく、身をよじって傾いています。このままでは荷物が傾き、中の大事なコーヒー豆が雨あられと地面に降り注いでしまいます。
しかしそうはなりませんでした。良く見ると、上から7人(残り6人)はてっぺんの人に合わせて反対に傾き、その下の12人は大きくねじれてカーブを描き、一番下の5人はそのまた反対に傾いてバランスを取りました。ただそのままの体勢ではたまりません。土台の台車は、ちょうど良い按配の位置までずれてくれて、おかげで下の5人は少し体勢が楽になりました。
しかしこの体勢でいつまでもいるのは困ります。台車は大きく動きながら上の柱が倒れないように頑張っています。5人組も重さに耐えつつ頑張っています。12人もねじれたり滑ったりしながらもそれぞれ勝手に耐えています。仲良し7人組も個性的なてっぺんの人と、その弟の2番目の人をかばいながら頑張っています。でももう皆クタクタで倒れそうです。
さて問題です。この状況を解決し、楽に肩車をし続けるにはどうしたらよいでしょうか。
選択枝
① 肩車をやめて皆地面に降りる。
② クレーンで上から引っ張る。
③ 下の5人組にコルセットを巻く。
④ 台車を無理やりもとの位置に押し戻す。
⑤ てっぺんの人にムヒを塗ってあげてこの人だけ傾きを直す。
⑥ てっぺんの人を、ビリーブランクス隊長と交代させる。
⑦ そのまま月など重力の弱い世界に移送する。
⑧ 『全員気をつけ!前へ倣えっ!』っとビリー隊長にカツを入れてもらう。
答え ○の、□□□□□□□□□□□□□っ! です。
まどろっこしい喩えですが、どれも一般的に行われている治療や養生の為のやり方(⑥を除く)です。選ぶのは本人ですからとやかく言えませんが、私は個人的にウナコーワ(さっきと違うだろっ)派です。先般「自愛」に触れましたが、世間にはいろんな「愛」のカタチがありますね。正解はうちのHPに書いてある(と思う)ので、お暇な方は探してみてください。見つかったら、親指と小指を立てて、リンリンポーズでリンリンしちゃってください。それでは、シーユーネクストファイトっ!
